【太刀】 備前国赤嵜住俊光造(今泉俊光)
種別 | 太刀 |
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国 | 岡山県 |
時代 | 昭和 |
法量 | 2尺2寸9分5厘 |
附 | 保存刀剣 銀着せ一重はばき 白鞘 岡山県登録:昭和32年4月24日交付 |
銘文 | 備前国赤崎住俊光造(今泉俊光) |
説明 | 今泉俊光刀匠は明治三十一年佐賀県小城郡に生まれ、大正十三年に岡山県児島郡赤碕に移住し、独自の鍛刀研究に入る。昭和十九年長船町に移り、翌三十年に鍛錬場を開設して鍛刀、昭和三十四年には岡山県重要無形文化財保持者の認定を受ける。その後、新作名刀展において日本美術刀剣保存協会会長賞・毎日新聞社賞など多くの特賞を受賞し、昭和四十五年には無鑑査認定となる。俊光刀匠は作刀期間が極めて長く、平成五年二月年紀・九十六歳添銘の太刀を残すなど、高齢にも拘らず師の作刀に対する研究心は他の追随を許さないところです。 この太刀は、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに、地沸微塵に厚くつく。刃文は備前伝の丁子乱れ、丁子足長く頻りに入り、僅かに逆足交じり、匂口締まりごころに小沸つき、地刃共に明るく冴えた作品です。 |
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