【刀】 越前守助広
種別 | 刀 |
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国 | 摂津 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 2尺3寸6分 |
附 | 特別保存刀剣 藤代名刀図鑑所載 金無垢二重はばき 白鞘 岐阜県登録:昭和40年11月19日交付 |
銘文 | 越前守助広 |
説明 | 越前守助広は、寛永十四年摂州打出村(現芦屋市)に生まれ、初代助広の門に学び、明暦元年に二代助広を継ぎました。同三年越前守を受領し、寛文七年には大坂城代青山因幡守宗俊に抱えられて鍛刀していましたが、天和二年に四十六歳の若さで没しています。その作風は初期には石堂風の丁子乱れ、次いで互の目乱れを焼き、更に濤瀾乱れという独特の刃文を創始するに至り、一世を風靡しました。そして、この新作風は当時の大坂刀工のみならず新々刀期の諸工にまで大きな影響を与えています。 この刀は、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに地沸微塵に厚くつき、細かな地景入る。刃文は大互の目乱れが濤瀾風となり、足よく入り、細かな砂流しかかり、匂深く小沸よくつき、地刃共に明るく冴える。 |
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