【脇差】 備州長船盛光 応永二十三年八月日
種別 | 脇差(平造り、三ツ棟) |
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国 | 備前 |
時代 | 室町時代初期 |
法量 | 1尺2寸8分 |
附 | 重要刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 兵庫県登録:昭和57年8月19日交付 |
銘文 | 備州長船盛光 応永二十三年八月日 |
説明 | 盛光は、康光と並んで「応永備前」と呼称される室町時代初期の備前鍛冶の双璧です。この派の作風には、一見鎌倉期の一文字派の作風を想わせるものがありますが、板目に杢を交えて肌立つ鍛えに地景風のかねが入り、焼刃には腰の開いた乱れが目立ち、帽子は先の尖った「ローソクの芯」と称せられる特徴的なものとなるところや、映りが直状となるものが多い点などに一派の特色があります。 この脇差は板目鍛えに杢交じり、地沸つき、地景よく入り、処々地景風のかね入り、乱れ映り立つ。刃文は互の目に腰開きの互の目・丁子・角ばる刃など交じり、足・葉入り、匂勝ちに小沸つき、細かに砂流し・金筋入り、匂口明るく冴えた優品です。 |
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