【刀】 坂倉言之進照包 延宝九年二月日
種別 | 刀 |
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国 | 摂津 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 2尺6分弱 |
附 | 重要刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 東京都登録:昭和33年12月4日交付 |
銘文 | 坂倉言之進照包 延宝九年二月日 |
説明 | 二代包貞は初代越後守包貞に学び、その跡目を継ぎ、初め越後守を名乗っていましたが、初代の実子岩松が成人すると越後守包貞の名を譲り、自らは坂倉言之進照包と銘しました。作風は助広に倣った濤瀾風の大互の目乱れを得意としていますが、稀に大湾れや直刃の作も見られ、そのいずれの作柄でも匂深く沸のよくついた匂口明るい出来口となるのが通例です。 この刀は小板目鍛えに小杢目交じり、肌目細かに立ち、地沸微塵に厚くつき、地景細かによく入る。刃文は大互の目乱れに小湾れ・矢筈風の刃など交えて濤瀾風となり、足太く長く入り、匂深く小沸よくつき、金筋・砂流し長めにかかり、匂口明るく冴えた一振りです。 |
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