【脇差】 粟田口近江守忠綱(一竿子) 浅井氏
種別 | 脇差 |
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国 | 摂津 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 1尺7寸1分 |
附 | 保存刀剣(平成27年5月審査) 金着せ二重はばき 深緑呂色塗鞘脇差拵 白鞘 山形県登録:昭和26年5月7日交付 |
銘文 | 粟田口近江守忠綱(一竿子) 浅井氏 |
説明 | 粟田口近江守忠綱は初代近江守忠綱の子で、後に二代目を継ぎ、一竿子と号しました。 その作風は、初期においては初代同様に焼頭のよく揃った足の長い丁子乱れが多く、後には沸、匂深い互の目乱れや助広風の濤瀾乱れ、穏やかな直刃などを焼いており、津田助広・井上真改らと共に大阪新刀の代表刀工として著名です。また、鏨の深い濃密な刀身彫刻にも優れた手腕を発揮しています。 この脇差は、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに、地沸微塵に厚くつき、細かな地景入る。刃文は焼幅高い濤瀾風の大互の目乱れ、足太く長く入り、匂深く小沸よくつき、地刃共に明るく冴えた優品です。 |
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