【脇差】 長運斎綱俊 天保十一年二月日 彫同作
種別 | 脇差 |
---|---|
国 | 武蔵 |
時代 | 江戸時代後期 |
法量 | 1尺5寸2分強 |
附 | 重要刀剣 新版日本刀講座 新々刀鑑定編所載 鑑刀日々抄(続)所載 趣味の日本刀所載 金着せ二重はばき 白鞘 東京都登録:昭和40年5月20日交付 |
銘文 | 長運斎綱俊 天保十一年二月日 彫同作 |
説明 | 綱俊は本国出羽米沢で、本名を加藤八郎といい、米沢藩主上杉家の藩工となり、長運斎と号して文政頃に江戸麻布の上杉家の中屋敷に住して鍛刀しています。安政元年に長運斎の号を息子の是俊に譲り、晩年は長寿斎と号した。作風は備前伝を主にして、匂出来の丁子に互の目交じりの刃文を最も得意としています。 この脇差は、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに、地沸よくつく。刃文は互の目に尖りごころの互の目交じり、総体に小規模に乱れ、匂口締まりごころに小沸つくなど、本工の一作風をよく示した作品です。 |
※上のボタンをクリックして、IDとパスワードの入力を求められる場合は、既に当館の所蔵していないお刀となります。展示一覧を随時更新し、なるべくそういったお刀が表示されないようにしておりますが、外部検索サイトなどの検索結果から当ページへ来られた方にはご迷惑をおかけいたします。ご了承くださいませ。