【脇差】 信国(宇佐)
種別 | 脇差 |
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国 | 豊前 |
時代 | 室町時代中期 |
法量 | 1尺8寸 |
附 | 保存刀剣 刀剣銘字大鑑(原拓土屋押形)所載品 金着せ一重はばき 白鞘 愛媛県登録:昭和27年12月9日交付 |
銘文 | 信国(宇佐) |
説明 | 左衛門尉信国の子にあたる信国定光が京より豊前国宇佐郡に移住して宇佐信国派の祖となり、室町時代初期から新刀期に亘って一門が大いに繁栄しました。当時 の宇佐は宇佐大宮司到津氏の領土でした。また同国の守護大内政広は周防・長門・筑前・豊前の太守で対明貿易の主宰者であり、主要な輸出品として日本刀が知 られています。 この脇差は、板目鍛えに地沸細かにつき、刃文は中直刃に小互の目・小乱れごころ交じり、小足入り、細かな砂流しかかる。 なお、本工の作であろうと思われるものに成化二年紀の作品が残されています。成化二年は明の年紀で日本の文正元年にあたり、対明貿易の資料として貴重な作品です。 |
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