【刀】 無銘 長有俊
種別 | 刀 |
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国 | 大和 |
時代 | 鎌倉時代後期 |
法量 | 2尺3寸8分強 |
附 | 重要刀剣 金着せ一重はばき 白鞘 兵庫県登録:昭和46年8月6日交付 |
銘文 | 無銘 長有俊 |
説明 | 有俊は、古来より大和千手院派の刀工と伝えていますが、当麻国行の門人であることから、当麻派の刀工とする説もあります。現存するものに二字銘に切るものと、他に「長」の字を上に冠し、長有俊と三字銘に切るものとがあり、前者には永仁六年の年紀銘が見られます。通説に長有俊三字銘は有俊の二代とされており、長兵衛尉有俊の略と言われています。 この刀は、板目鍛えに地沸微塵に厚くつく。刃文は直刃調に小湾れ・小互の目交じり、小足入り、よく沸づく。また、鎬幅広めで鎬が高い造り込みや、掃かけて焼詰めた帽子に大和物共通の特色を見せ、浅く湾れて互の目の交じった刃文に本工の特色をよく示しています。 |
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