【刀】 井上和泉守国貞(井上真改) (菊紋)寛文五年八月日
種別 | 刀 |
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国 | 摂津 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 2尺5寸1分 |
附 | 特別保存刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 東京都登録:昭和36年4月25日交付 |
銘文 | 井上和泉守国貞(井上真改) (菊紋)寛文五年八月日 |
説明 | 井上真改は、初代和泉守国貞の子として寛永七年に生まれ、承応元年に和泉守を受領、万治四年には朝廷より十六葉の菊紋を茎に切る事を許され、初め「和泉守 国貞」寛文元年より「井上和泉守国貞」と銘していましたが、寛文十二年八月以降「井上真改」と改めました。彼は世に大坂正宗と呼称されるほどの名工で、精 美な地鉄、沸匂深く明るく冴えた刃文は新刀屈指の名人と称えられています。 この刀は、長寸で身幅の広い豪壮な体配を呈しており、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに地沸微塵に厚くつく。刃文は湾れ調に小互の目交じり、足入り、 匂深く小沸よくつき、砂流し頻りにかかり、地刃共に明るく冴えるなど、本工の特色と見所を存分に示した真改国貞傑出の一振りです。 |
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