倉敷刀剣美術館

刀剣の郷 備中青江「倉敷」にある、国内屈指の日本刀常設展示数を誇る美術館

TEL:086-420-0066

岡山県倉敷市茶屋町173

営業時間 10:00~19:00

【刀】 井上和泉守国貞(井上真改)  (菊紋)寛文五年八月日

真改国貞 画像

井上和泉守国貞(井上真改)  (菊紋)寛文五年八月日・刃

井上和泉守国貞(井上真改)  (菊紋)寛文五年八月日・物打ち

井上和泉守国貞(井上真改)  (菊紋)寛文五年八月日・鍛え肌

井上和泉守国貞(井上真改)  (菊紋)寛文五年八月日・刃文

井上和泉守国貞(井上真改)  (菊紋)寛文五年八月日・差表

井上和泉守国貞(井上真改)  (菊紋)寛文五年八月日・表銘

井上和泉守国貞(井上真改)  (菊紋)寛文五年八月日・差裏

井上和泉守国貞(井上真改)  (菊紋)寛文五年八月日・裏銘

種別
摂津
時代 江戸時代初期
法量 2尺5寸1分
特別保存刀剣
金着せ二重はばき
白鞘
東京都登録:昭和36年4月25日交付
銘文 井上和泉守国貞(井上真改)
(菊紋)寛文五年八月日
説明 井上真改は、初代和泉守国貞の子として寛永七年に生まれ、承応元年に和泉守を受領、万治四年には朝廷より十六葉の菊紋を茎に切る事を許され、初め「和泉守 国貞」寛文元年より「井上和泉守国貞」と銘していましたが、寛文十二年八月以降「井上真改」と改めました。彼は世に大坂正宗と呼称されるほどの名工で、精 美な地鉄、沸匂深く明るく冴えた刃文は新刀屈指の名人と称えられています。
 この刀は、長寸で身幅の広い豪壮な体配を呈しており、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに地沸微塵に厚くつく。刃文は湾れ調に小互の目交じり、足入り、 匂深く小沸よくつき、砂流し頻りにかかり、地刃共に明るく冴えるなど、本工の特色と見所を存分に示した真改国貞傑出の一振りです。

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