【刀】 無銘 来国長
種別 | 刀 |
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国 | 摂津 |
時代 | 鎌倉時代後期~南北朝時代 |
法量 | 2尺3寸7分 |
附 | 重要刀剣 金着せ一重はばき 白鞘 東京都登録:昭和56年5月14日交付 |
銘文 | 無銘 来国長 |
説明 | 来国長は来国俊の門人で、後に京より摂津の中島に移住して作刀したことから、中島来と呼称されています。銘鑑には同銘二代を挙げており、初代を元徳、二代を正平・応安頃と記していますが、有銘の現存作は稀で、来派の伝統を継承した作風を見せており、来国光を彷彿させる出来映えを示したものがあります。 この刀は、小板目肌よく詰んだ鍛えに地沸微塵に厚くつき、地景頻りに入る。刃文は直刃調に小丁子・小互の目交じり、足・葉よく入り、物打辺りは小互の目が独立して乱れ、小沸厚くつき、砂流しかかり、金筋入り、僅かに湯走りを交え、地刃共に明るく冴えるなど、来国長の特色と見所を存分に示した優品です。 |
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