倉敷刀剣美術館

刀剣の郷 備中青江「倉敷」にある、国内屈指の日本刀常設展示数を誇る美術館

TEL:086-420-0066

岡山県倉敷市茶屋町173

営業時間 10:00~19:00

【刀】 無銘 来国長

来国長 画像

無銘 来国長・刃

無銘 来国長・刃2

無銘 来国長・物打ち

無銘 来国長・鍛え肌

無銘 来国長・差表

無銘 来国長・茎表

無銘 来国長・差裏

無銘 来国長・茎裏

種別
摂津
時代 鎌倉時代後期~南北朝時代
法量 2尺3寸7分
重要刀剣
金着せ一重はばき
白鞘
東京都登録:昭和56年5月14日交付
銘文 無銘 来国長
説明 来国長は来国俊の門人で、後に京より摂津の中島に移住して作刀したことから、中島来と呼称されています。銘鑑には同銘二代を挙げており、初代を元徳、二代を正平・応安頃と記していますが、有銘の現存作は稀で、来派の伝統を継承した作風を見せており、来国光を彷彿させる出来映えを示したものがあります。
 この刀は、小板目肌よく詰んだ鍛えに地沸微塵に厚くつき、地景頻りに入る。刃文は直刃調に小丁子・小互の目交じり、足・葉よく入り、物打辺りは小互の目が独立して乱れ、小沸厚くつき、砂流しかかり、金筋入り、僅かに湯走りを交え、地刃共に明るく冴えるなど、来国長の特色と見所を存分に示した優品です。

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