【脇差】 無銘 伝(長船義光)
種別 | 脇差 |
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国 | 備前 |
時代 | 鎌倉時代後期~南北朝時代 |
法量 | 1尺5寸6分 |
附 | 特別保存刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 埼玉県登録:昭和44年12月17日交付 |
銘文 | 無銘 伝(長船義光) |
説明 | 義光は備前長船派の刀工で、通説に景光の子で、兼光の弟といわれています。現存作による上下限の年紀を見ると鎌倉時代後期の元亨から南北朝期の延文・貞治に亘っており、この間約四十年、兼光とほぼ同時期に活躍しています。彼の初期の作風は景光風で、南北朝期に入ったものは兼光に類似した作風を示しています。 この脇差は、小板目肌よく詰んだ鍛えに地沸つき、淡く映りごころ立つ。刃文は互の目主調に小互の目・角ばる互の目・片落風の互の目など交じり、足よく入り、小沸つくなど、総じて景光・兼光風の作域を示した作品です。 |
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