【刀】 延寿国秀 文化四年卯月日 於豊岡蟠竜園為太神武秀造之
種別 | 刀 |
---|---|
国 | 肥後 |
時代 | 江戸時代後期 |
法量 | 2尺3寸3分強 |
附 | 特別保存刀剣 銀着せ一重はばき 白鞘 東京都登録:平成18年11月21日交付 |
銘文 | 延寿国秀 文化四年卯月日 於豊岡蟠竜園為太神武秀造之 |
説明 | 延寿国秀は、古刀期から連綿と続いている名門延寿派の刀工で、初期には薩摩の伯耆守正幸に学び、後に江戸に出て水心子正秀の門人となりました。現存する作品は、寛政から文政頃にかけてのものがあり、晩年には銘を国日出と切ったものも見受けられます。作風は備前伝の丁子乱れを得意としていますが、小沸出来の直刃にも非凡な才能を見せています。 この刀は、身幅広く鋒が大きく延びた豪壮な体配を呈しており、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに地沸微塵につき、細かな地景入る。刃文は直刃調に湾れ交じり、足よく入り、刃縁よく沸づき、砂流し頻りにかかるなど、地刃共に優れた出来映えを示した作品です。 |
※上のボタンをクリックして、IDとパスワードの入力を求められる場合は、既に当館の所蔵していないお刀となります。展示一覧を随時更新し、なるべくそういったお刀が表示されないようにしておりますが、外部検索サイトなどの検索結果から当ページへ来られた方にはご迷惑をおかけいたします。ご了承くださいませ。