【刀】 近江守高木住助直 於摂州大坂以南蛮鉄作之
種別 | 刀 |
---|---|
国 | 摂津 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 2尺4寸3分5厘 |
附 | 特別保存刀剣 金着せ二重はばき 黒呂色笛巻塗鞘打刀拵 白鞘 東京都登録:昭和26年3月24日交付 |
銘文 | 近江守高木住助直 於摂州大坂以南蛮鉄作之 |
説明 | 近江守助直は、寛永十六年に近江国野州郡高木村に生まれ、大坂に出て津田越前守助広の門に学び、後に助広の妹婿になり、寛文八年より元禄六年にかけての作品を残しています。作風は師助広の創始した濤瀾乱れをよく継承していますが、他に直刃・湾れ刃・互の目乱れ等もありますが、いずれも上手で、総体に匂深く、小沸がよくつき、匂口が明るく冴えており、中には助広に迫る出来映えを示したものがあります。 この刀は、小板目肌よく詰んだ精美な鍛えに、地沸微塵に厚くつき、細かな地景入る。刃文は中直刃調に小湾れ交じり、足よく入り、匂深く小沸つき、細かな砂流しかかり、匂口明るく冴えるなど、本工の一作風を存分に示した作品です。 |
※上のボタンをクリックして、IDとパスワードの入力を求められる場合は、既に当館の所蔵していないお刀となります。展示一覧を随時更新し、なるべくそういったお刀が表示されないようにしておりますが、外部検索サイトなどの検索結果から当ページへ来られた方にはご迷惑をおかけいたします。ご了承くださいませ。