【刀】 肥前国住近江大掾藤原忠広
種別 | 刀 |
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国 | 肥前 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 2尺4寸1分5厘 |
附 | 特別保存刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 石川県登録:平成6年6月21日交付 |
銘文 | 肥前国住近江大掾藤原忠広 |
説明 | 近江大掾忠広は初代忠吉の子で、寛永九年に父が没した時は未だ十九歳の青年でしたが、同九年から作刀が見られます。これは元来刀匠としての天分と技量を持 ち合わせていた事はもちろんですが、初代忠吉の弟子達の協力によって彼を助けたことも大きな力となっています。寛永十八年七月に近江大掾を受領し、元禄六 年八十一歳で没するまでの間、作刀歴は六十有余年に及び、肥前刀工中で最も多くの作品を残しています。 この刀は、小板目肌よく詰んだ鍛えに、地沸微塵に厚くつき、いわゆる小糠肌となる。刃文は中直刃、僅かに湾れごころをおび、小足入り、匂深く小沸よくつき、匂口明るく冴えるなど、直刃を最も得意した本工の特色と見所を存分に示した作品です。 |
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