【脇差】 河内守藤原国助(初代・年代寛永末年頃)
種別 | 脇差 |
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国 | 摂津 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 1尺5寸4分 |
附 |
保存刀剣 銀無垢一重はばき 白鞘 岐阜県登録:昭和53年5月23日交付 |
銘文 | 河内守藤原国助 (初代・年代寛永末年頃) |
説明 | 初代河内守国助は伊勢出身と伝えられ、堀川国広の門人となり、後に初代和泉守国貞と共に大坂に移住して、大坂新刀の先駆者となりました。堀川国広への入門の時期は国広の晩年期であったと考えられます。それは国助の銘振りや作風などが門下の先輩格である越後守国儔に近似している事から、実際には国儔に指導を受けたものと思われるからです。国助の年紀作で最も早いものは寛永三年紀であり、没年は正保四年と伝えられ、作風は初代国貞と極めて類似していますが、国貞に比べて焼幅が広く、丁子が目立っているところなどに特色があります。 本作は、前述の通り初代河内守国助の典型的な作域を示し、その実力が遺憾なく発揮された優品の一振りです。 |
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