【刀】 備前国住長船与左衛門尉祐定 永禄三年八月吉日
種別 | 刀 |
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国 | 備前 |
時代 | 室町時代後期 |
法量 | 2尺2寸5分弱 |
附 |
特別保存刀剣 金着せ二重はばき 黒変り塗鞘打刀拵 白鞘 東京都登録:平成17年4月12日交付 |
銘文 | 備前国住長船与左衛門尉祐定 永禄三年八月吉日 |
説明 | 室町時代後期の備前長船刀工を総称して末備前と呼称していますが、この中で最も繁栄したのが祐定の一派です。その中でも本工をはじめとして、彦兵衛尉祐定・与三左衛門尉祐定・彦左衛門尉祐定・源兵衛尉祐定などの俗名を冠する刀工達が知られていますが、俗名の無い作品にも多くの名作を残しています。また、祐定に限らず末備前の作風は腰開きの互の目乱れや直刃などを多く焼いていますが、稀に皆焼の作も見られます。 この刀は小板目鍛えに杢交じり、細かな地景入る。刃文は直刃調に小互の目・小丁子ごころの刃交じり、足・葉頻りに入り、匂口締まりごころに小沸つく。現存少ない与左衛門尉祐定俗名入りの優品です。 |
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