【剣】 天田昭次 還暦作【国指定重要無形文化財・人間国宝】 皇紀二千六百四十七年 文化祝祭日
種別 | 剣 |
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国 | 新潟県 |
時代 | 昭和 |
法量 | 1尺2寸強 |
附 |
金着せ一重はばき
新潟県登録:昭和62年12月16日交付 |
銘文 | 天田昭次 還暦作【国指定重要無形文化財・人間国宝】 皇紀二千六百四十七年 文化祝祭日 |
説明 | 天田昭次刀匠は、昭和二年に天田貞吉刀匠の長男として新潟県に生まれ、同十五年に上京し、日本刀鍛錬所に入門、同二十九年に文化財保護委員会より作刀認可を受け、同三十年に第一回作刀技術発表会に於いて優秀賞を受賞しました。その後、正宗賞など多くの受賞の栄誉に輝き、平成二年には全日本刀匠会理事長に就任しました。同九年に国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定、同十一年には勲四等旭日小綬賞を受賞しています。 天田刀匠は永年に亘り玉鋼の研究に尽力を注がれ、自家製鉄による鉄を用いて幾多の名作を残しています。 この剣は、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに地沸微塵に厚くつき、刃文は穏やかな直刃、匂口締まりごころに小沸つき、地刃共に明るく冴えるなど、天田刀匠の高度な技量を見事に示した優品です。 |
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