【脇差】 近江大掾藤原忠広
種別 | 脇差 |
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国 | 肥前 |
時代 | 江戸時代中期 |
法量 | 1尺3寸6分 |
附 | 特別保存刀剣 銀着せ一重はばき 青貝散し変塗鞘脇差拵 白鞘 熊本県登録:平成8年9月17日交付 |
銘文 | 近江大掾藤原忠広 |
説明 | 近江大掾忠広は初代忠吉の子で、寛永九年に父が没した時は未だ十九歳の青年でしたが、同年から作刀が見られます。これは元来刀匠としての天分と技量を持ち 合わせていた事はもちろんですが、初代忠吉の弟子達の協力によって彼を助けたことも大きな力となっています。寛永十八年七月に近江大掾を受領し、元禄六年 八十一歳で没するまでの間、作刀歴は六十有余年におよび、肥前刀工中で最も多くの作品を残した名工です。 この脇差は、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに、地沸微塵に厚くつき、刃文は中直刃に小足入り、匂深く小沸よくつき、地刃共に明るく冴えた作品です。 |
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