【脇差】 無銘 長光
種別 | 脇差 |
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国 | 備前 |
時代 | 鎌倉時代中期 |
法量 | 1尺7寸5分5厘 |
附 | 重要刀剣 延宝参年本阿弥光常代金子拾参枚折紙 上貝金無垢下貝金着せ二重はばき 黒呂色塗鞘脇差拵 白鞘 兵庫県登録:昭和26年8月28日交付 |
銘文 | 無銘 長光 |
説明 | 長光は長船派の祖である光忠の子で、長船二代目であり、鎌倉時代を代表する名工として世に名高い。現存する在銘作は、鎌倉時代の刀工の中では最も多くの作 品を残していますが、いずれも出来が良く、傑出した技量をもっていたことが窺えます。作風は大別して、父光忠風を継承した感のある豪壮な造込みに、華やか な丁子乱れを焼いたものと、身幅が尋常か細身の姿に、直刃調に丁子足の入った比較的穏やかな出来口の二様が見られます。 本作は、小板目肌よく詰んだ精美な鍛えに、地沸微塵に厚くつき、地班状の肌合い交じり、乱れ映り鮮明に立つ。刃文は丁子・互の目・角がかる刃など交じり、総じて直刃基調となり、足・葉よく入り、匂勝ちに小沸つくなど、地刃共に長光の特色をよく示した名作です。 |
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