【刀】 肥前国住近江大掾藤原忠広
種別 | 刀 |
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国 | 肥前 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 2尺3寸5分強 |
附 | 特別保存刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 東京都登録:昭和26年3月29日交付 |
銘文 | 肥前国住近江大掾藤原忠広 |
説明 | 近江大掾忠広は初代忠吉の子で、寛永九年に父が没した時は未だ十九歳の青年でしたが、同九年から作刀が見られます。これは元来刀匠としての天分と技量を持 ち合わせていた事はもちろんですが、初代忠吉の弟子達の協力によって彼を助けたことも大きな力となっています。寛永十八年七月に近江大掾を受領し、元禄六 年八十一歳で没するまでの間、作刀歴は六十有余年におよび、肥前刀工中で最も多くの作品を残しています。 この刀は、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに地沸微塵に厚くつく。刃文は直刃調に小湾れ交じり、小足入り、細かな砂流しかかり、匂深く小沸よくつき、地刃共に明るく冴えるなど、同作中優れた出来映えを示した作品です。 |
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