【刀】 無銘 青江
種別 | 刀 |
---|---|
国 | 備中 |
時代 | 鎌倉時代後期 |
法量 | 2尺1寸4分 |
附 | 重要刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 広島県登録:平成13年10月17日交付 |
銘文 | 無銘 青江 |
説明 | 備中国は古くより鉄の産地として知られ、青江派の刀工は同国の子位や万寿の地で作刀しています。同派の中で平安時代後期から鎌倉時代中期までのものを古青 江、それ以降南北朝期にかけてのものを青江と汎称しています。その作風は、古青江には小沸出来の直刃を基調とした古調な小乱れが多く、鎌倉後期になると沸 づきが穏やかになり、南北朝期に入ると、華やかな逆丁子の作が見られるようになります。 この刀は、小板目肌よく詰んだ鍛えに地沸つき、地景細かに入り、乱れ映り鮮明に立つ。刃文は、直刃を基調に浅く湾れごころをおび、小互の目を交え、小足・葉入り、匂口締まりごころに小沸つき、金筋・砂流しかかるなど、刃中の働きに富み、地刃共に明るく冴えた作品です。 |
※上のボタンをクリックして、IDとパスワードの入力を求められる場合は、既に当館の所蔵していないお刀となります。展示一覧を随時更新し、なるべくそういったお刀が表示されないようにしておりますが、外部検索サイトなどの検索結果から当ページへ来られた方にはご迷惑をおかけいたします。ご了承くださいませ。