【脇差】 (刻印・ナニハ)大慶直胤(花押) 天保九年仲春
種別 | 脇差 |
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国 | 武蔵 |
時代 | 江戸時代後期 |
法量 | 1尺5寸 |
附 | 特別保存刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 大阪府登録:昭和62年1月29日交付 |
銘文 | (刻印・ナニハ)大慶直胤(花押) 天保九年仲春 |
説明 | 大慶直胤は安永七年に出羽国山形に生まれ、寛政十年頃江戸に出て同郷の先輩である水心子正秀の門人となりました。さらに正秀の世話で館林藩主秋元家に正秀と共に仕え、文政四年頃に筑前大掾、嘉永元年には美濃守を受領した新々刀期屈指の名工です。 彼は各地を巡って鍛刀しており、作刀に鍛刀地の地名を刻印するものが多く、判明しているものだけで十六ヶ所を数えています。 この脇差は、刻印が示すように大坂に於いて作刀したもので、小板目肌よく詰んだ精美な鍛えに地沸細かにつき、刃文は華やかな互の目丁子刃、小沸よくつき、足長く入り、地刃共に明るく冴えた作品です。 |
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