倉敷刀剣美術館

刀剣の郷 備中青江「倉敷」にある、国内屈指の日本刀常設展示数を誇る美術館

TEL:086-420-0066

岡山県倉敷市茶屋町173

営業時間 10:00~19:00

【脇差】 和泉守藤原国貞(初代)

親国貞 画像

和泉守藤原国貞(初代)・鍛え肌

和泉守藤原国貞(初代)・鍛え肌2

和泉守藤原国貞(初代)・樋1

和泉守藤原国貞(初代)・樋2

和泉守藤原国貞(初代)・差表

和泉守藤原国貞(初代)・銘

和泉守藤原国貞(初代)・差裏

種別 脇差
摂津
時代 江戸時代初期
法量 1尺3寸4分強
重要刀剣
金着せ二重はばき
白鞘
大阪府登録:平成14年3月12日交付
銘文 和泉守藤原国貞(初代)
説明 初代和泉守国貞(親国貞)は日向に生まれ、後に上洛して堀川国広に学ぶというが、その初期の作風・銘振り等から鑑て、実際は門下の先輩格である越後守国儔 から指導を受けたものと思われます。その後、同門の初代河内守国助と共に大坂に移住し、元和九年和泉守を受領、晩年は入道して道和と称しています。
この脇差は、寛永五・六年頃の作と鑑せられるもので、板目鍛えに杢交じり、地沸微塵に厚くつき、地景よく入る。刃文は腰元を直ぐ調に焼き、その上は小湾れ に互の目・角がかった刃など交じり、足入り、匂深く沸よくつき、細かな砂流しかかり、金筋入るなど変化に富み、地刃共に明るく冴えた作品です。

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