【太刀】 備前国唐河住左兵衛尉菅原為遠 文保元年丁巳三月日
種別 | 太刀 |
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国 | 備前 |
時代 | 鎌倉時代後期 |
法量 | 2尺6寸5分 |
附 | 国指定重要美術品 本阿弥光山押形所載 鑑刀随録所載 日本刀工辞典・古刀編所載 藤代名刀図鑑所載 刀剣と歴史所載 金着せ二重はばき 白鞘 岐阜県登録:平成21年9月16日交付 |
銘文 | 備前国唐河住左兵衛尉菅原為遠 文保元年丁巳三月日 |
説明 | 為遠は、銘鑑によれば福岡一文字派の流れを汲む刀工で、永仁から文保にかけての鍛冶とされていますが、現存する有銘の作刀は極めて少ないものです。その中 の一例として、備前国住為遠・文保元年紀の短刀が東京国立博物館に所蔵されています。なお、銘文にある唐河とは現在の岡山市北区一宮に隣接する辛川で、近 辺には吉備津彦神社が建立されています。 この太刀は、長寸で重ねの厚い堂々たる体配を呈しており、小板目肌よく詰んだ鍛えに地沸よくつき、乱れ映り立つ。刃文は匂出来の直刃調、浅く湾れて小互の目・小乱れ交じり、小足入り、現存少ない長銘・年紀入りの極めて資料的価値の高い名作です。 |
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