【刀】 無銘(伝)雲次
種別 | 刀 |
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国 | 備前 |
時代 | 鎌倉時代後期 |
法量 | 2尺2寸9分強 |
附 | 特別保存刀剣 金着せ一重はばき 白鞘 京都府登録:昭和49年9月6日交付 |
銘文 | 無銘(伝)雲次 |
説明 | 雲生・雲次・雲重らの刀工は、備前国宇甘庄に在住したため宇甘派とも、またいずれも雲の字をその名に冠することから雲類とも呼称されています。雲次は一説 に、雲生の子と伝え、現存する年紀作には正和・文保・建武があり、その活躍年代は明瞭です。雲類の作風は当時の長船物とは相違するところがあり、備前伝の 中に山城風が混在し、さらに隣国備中青江派の影響も少なからず受けており、備前物中異色の存在といえます。 この刀は、小板目肌よく詰んだ鍛えに地沸微塵に厚くつき、乱れ映り鮮明に立つ。刃文は直刃、僅かに小足入り、匂口締まりごころに小沸つくなど、この派の見所と特色をよく示した作品です。 |
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