【刀】 栗原謙司信秀作 安政二年八月吉辰
種別 | 刀 |
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国 | 武蔵 |
時代 | 江戸時代後期 |
法量 | 2尺3寸1分5厘 |
附 | 特別保存刀剣 金着せ二重はばき 黒呂色塗鞘打刀拵 白鞘 東京都登録:平成5年1月19日交付 広部宣賢氏書付 |
銘文 | 栗原謙司信秀作 安政二年八月吉辰 |
説明 | 栗原信秀は、文化十二年越後に生まれ、文政十二年に京都に上り鏡師となりましたが、嘉永初年江戸に出て、清麿門に入り、刀工となりました。現存する信秀の 作刀で最も時代の遡るものは、嘉永五年紀であることから、実際に師事した期間は短かったものと思われます。慶應元年五月に筑前守を受領し、明治十三年に没 するまで、多くの名作を残しており、清麿一門中最も卓越した技量を見せています。 この刀は、小板目肌が細かく詰んだ精美な鍛えに、地沸微塵に厚くつく。刃文は互の目乱れに角ばる刃・小互の目・島刃など交じり、足よく入り、細かな金筋・砂流しかかり、沸よくつき、地刃共に明るく冴えるなど、本工の特色と見所を存分に示した優品です。 |
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