倉敷刀剣美術館

刀剣の郷 備中青江「倉敷」にある、国内屈指の日本刀常設展示数を誇る美術館

TEL:086-420-0066

岡山県倉敷市茶屋町173

営業時間 10:00~19:00

【脇差】 義助(島田)

義助(島田) 画像

義助(島田)・物打ち

義助(島田)・刃

義助(島田)・鍛え肌

義助(島田)・はばき元

義助(島田)・差表

義助(島田)・銘

義助(島田)・差裏

義助(島田)・拵

種別 脇差
駿河
時代 室町時代後期
法量 1尺1寸4分弱
保存刀剣・特別貴重刀剣
青貝微塵塗鞘脇差拵
銀着せ一重はばき
白鞘
大阪府登録:平成16年10月26日交付
銘文 義助(島田)
説明 義助は銘鑑によれば初代を康正、二代を明応・永正としており、以後同銘数代が新々刀期に至るまで連綿と続いています。作風は相州・備前・美濃の各伝によるものがあり、これらのいずれも器用にこなした作域の広い刀工として知られ、相州上位を偲ばせる造込みの、先反のついた寸延短刀を多く残しています。
 この脇差は、小板目肌細かく詰んだ鍛えに地沸つき、刃文は互の目に丁子ごころの刃交じり、匂深く小沸つき、足・葉よく入り、細かな砂流し頻りにかかるなど、刃中の変化に富んだ作品です。

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