倉敷刀剣美術館

刀剣の郷 備中青江「倉敷」にある、国内屈指の日本刀常設展示数を誇る美術館

TEL:086-420-0066

岡山県倉敷市茶屋町173

営業時間 10:00~19:00

【刀】 肥前国住武蔵大掾藤原忠広 寛永二年八月吉日

武蔵大掾忠広 画像

肥前国武蔵大掾藤原忠広 寛永二年八月吉日・はばき元

肥前国武蔵大掾藤原忠広 寛永二年八月吉日・物打ち

肥前国武蔵大掾藤原忠広 寛永二年八月吉日・鍛え肌

肥前国武蔵大掾藤原忠広 寛永二年八月吉日・鍛え肌2

肥前国武蔵大掾藤原忠広 寛永二年八月吉日・差表

肥前国武蔵大掾藤原忠広 寛永二年八月吉日・表銘

肥前国武蔵大掾藤原忠広 寛永二年八月吉日・差裏

肥前国武蔵大掾藤原忠広 寛永二年八月吉日・裏銘

種別
肥前
時代 江戸時代初期
法量 2尺4寸6分弱
重要刀剣
肥前刀大鑑所載
金着せ二重はばき
白鞘
新潟県登録:昭和26年3月31日交付
銘文 肥前国住武蔵大掾藤原忠広 
寛永二年八月吉日
説明 武蔵大掾忠広は初代忠吉同人で、橋本新左衛門と称しました。彼は肥前鍋島藩の抱え工であり、慶長元年藩命により京の埋忠明寿の門に入って鍛刀の技を学び、同三年帰国し、佐賀城下に住して藩の庇護のもとに大いに栄えました。元和十年に再度上洛して武蔵大掾を受領し、名を忠吉から忠広と改め、同時に源姓から藤原姓に替えています。
 この刀は、小板目鍛えに杢交じり、地沸微塵に厚くつき、地景細かに入る。刃文は中直刃、小足・葉入り、小沸よくつき、細かに砂流しかかり、匂口明るく冴えるなど、同作中優れた出来映えを示した作品です。

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