【脇差】 盛岡住山口清房作之 昭和巳未歳二月日
種別 | 脇差 |
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国 | 岩手県 |
時代 | 昭和~平成 |
法量 | 1尺2寸6分弱 |
附 | 金着せ二重はばき 白鞘 桐箱付き 岩手県登録:昭和54年2月20日交付 |
銘文 | 盛岡住山口清房作之 昭和巳未歳二月日 |
説明 | 山口清房刀匠は昭和七年生まれ、昭和四十一年に隅谷正峯刀匠に師事、同四十四年に作刀承認を受けました。昭和四十五年の第六回新作名刀展に出品し、努力賞を受賞、その後、毎日新聞社賞・高松宮賞・日本美術刀剣保存協会会長賞など多くの受賞を受け、昭和六十一年には新作名刀展において薫山賞を受賞し、同年「無鑑査刀匠」に認定されました。現在も備前一文字・南北朝期の備中青江派に倣った華やかな作風の再現に尽力を注がれており、現代刀工界を代表する名工として著名です。 本作は、小板目肌よく詰んだ精美な鍛えに地沸微塵に厚くつき、刃文は華やかな逆丁子乱れ、匂深く小沸つき、逆足長く入り、地刃共に明るく冴えるなど、青江次直・次吉の作に見る華麗な作風を見事に再現しており、本工の高度な技量と感性を存分に示した作品です。 |
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