【刀】 延寿国時(金粉銘) 本阿(花押)(本阿弥光遜)
種別 | 刀 |
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国 | 肥後 |
時代 | 鎌倉時代後期 |
法量 | 2尺3寸 |
附 | 保存刀剣 鑑定小札 銀着せ一重はばき 白鞘 熊本県登録:平成4年3月17日交付 |
銘文 | 延寿国時(金粉銘) 本阿(花押)(本阿弥光遜) |
説明 | 肥後国延寿派は、来国行の孫と伝えられる国村を祖として鎌倉時代後期から南北朝期に亘り、同国菊池郡の地で大いに繁栄した一派です。国時は国村の子で、文保から延元にかけての作品を残しており、作風は小板目肌よく詰んだ鍛えに細かな地沸がつき、刃文は小沸出来の直刃に小足が入るものや小乱れ刃などを焼いています。 この刀は、よく練れた小板目鍛えに地沸微塵に厚くつき、刃文は上品な直刃に小足入り、匂口締まりごころに小沸がつくなど、同派・同工の典型的作風をよく示した優品です。 |
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