【短刀】 備州尾道住辰房(棟銘)重貞作 文明八年八月日
種別 | 短刀 |
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国 | 備後 |
時代 | 室町時代中期 |
法量 | 7寸3分 |
附 | 特別貴重刀剣 金着せ一重はばき 白鞘 三重県登録:昭和31年10月29日交付 平成21年5月19日再交付 |
銘文 | 備州尾道住辰房(棟銘)重貞作 文明八年八月日 |
説明 | 備後国辰房派は応永頃の重光を祖とし、重道・重貞・重吉・重俊・重久など、重の字を銘に冠する刀工達が永正頃まで活躍していますが、この派の現存する作品 は非常に少ないものです。作風は、応永備前によく似た腰開きの互の目丁子や小湾れに互の目交じりの乱れ刃などを焼いています。重貞は二代重光の子で、文明 頃に活躍した刀工です。 この短刀は、小板目鍛えに細かな地沸つき、刃文は小沸出来の互の目乱れに小湾れ交じり、足・葉入り、細かな砂流し、飛焼かかるなど、辰房派の典型的作風を示した作品です。 |
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