【薙刀】 河内守藤原国助（初代）
| 種別 | 薙刀 |
|---|---|
| 国 | 摂津 |
| 時代 | 江戸時代初期 |
| 法量 | １尺５寸強 |
| 附 | 重要刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 栃木県登録：昭和３６年６月２２日交付 |
| 銘文 | 河内守藤原国助（初代） |
| 説明 | 初代河内守国助は初代和泉守国貞（親国貞）と同様に堀川国広の門人ですが、その初期の作風・銘振りなどから判断すれば、門下の先輩格である越後守国儔に指導を受けたものと思われます。国広没後は親国貞と共に大坂へ移住し、大坂鍛冶の先駆者となり、その後の大坂鍛冶に大きな影響を及ぼしています。 この薙刀は、板目鍛えに杢交じり、地沸微塵に厚くつき、地景よく入る。刃文は小湾れに互の目・小互の目など交じり、物打辺りは焼幅広く華やかとなり、足・葉入り、よく沸づき、砂流しかかるなど、初代河内守国助の一作風を示した出来の良い一振りであり、同作としては比較的少ない薙刀の作風を知る上に於いても貴重な作品といえます。 |
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