【脇差】 武州住法城寺橘永弘 初国吉
種別 | 脇差 |
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国 | 武蔵 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 1尺8寸4分5厘 |
附 | 特別保存刀剣 二重はばき 白鞘 秋田県登録:平成11年3月10日交付 |
銘文 | 武州住法城寺橘永弘 初国吉 |
説明 | 江戸法城寺派は本国但馬で、その始祖は法城寺国光と伝えられています。法城寺正弘らは一門と共に但馬の地から江戸に移り、江戸法城寺派を樹立し、江戸石堂一派とも姻戚関係を結ぶなどして勢力を拡大し、数十名に上る刀工達を擁して大いに繁栄した流派です。本作は、銘文に初国吉と切っている事から判断すれば、法城寺橘国吉の改銘後の作ではないかと推測されるものであり、銘鑑によれば(法城寺橘国・吉・貞享)(法城寺橘永弘・元禄)と記されています。 この脇差は、小板目肌よく詰んだ鍛えに地沸細かにつき、刃文は互の目乱れに足長く入り、匂深く小沸よくつき、地刃共に明るく冴えるなど、まさに虎徹を彷彿させるような出来栄えを示しています。 |
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