【剣】 越中守藤原高平
種別 | 剣 |
---|---|
国 | 加賀 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 8寸3分5厘 |
附 | 保存刀剣保証 金着せ一重はばき 研出鮫鞘拵入 石川県登録:昭和42年12月21日交付 |
銘文 | 越中守藤原高平 |
説明 | 越中守高平は、加賀正宗と賞賛された甚六兼若同人で、元和五、六年頃に越中守を受領し、名を高平と改銘しています。高平銘の作刀は元和七年から寛永五年までのものが見られ、作風は小板目鍛えに柾交じり、刃文は沸本位の湾れ乱れに箱がかった互の目乱を交え、砂流しかかるものなどがあります。 この剣は茎の形状から判断すれば、槍を剣に直したものと思われるもので、小板目肌がよく詰んだ鍛えに細かな地沸つき、刃文は湾れ乱れに小足入り、沸匂深く砂流しかかり、表裏の刃文がよく揃うなど、本工の特色と見所を存分に示した作品です。 |
※上のボタンをクリックして、IDとパスワードの入力を求められる場合は、既に当館の所蔵していないお刀となります。展示一覧を随時更新し、なるべくそういったお刀が表示されないようにしておりますが、外部検索サイトなどの検索結果から当ページへ来られた方にはご迷惑をおかけいたします。ご了承くださいませ。