【刀】 上総介藤原兼重
種別 | 刀 |
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国 | 武蔵 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 2尺2寸5分強 |
附 | 特別保存刀剣 銀無垢二重上貝金着せはばき 白鞘 兵庫県登録:平成23年11月17日交付 |
銘文 | 上総介藤原兼重 |
説明 | 上総介兼重は、和泉守兼重の子あるいは門人と伝えられ、江戸新刀を代表する刀工として世に名高い。作刀は、およそ明暦・万治から始まり、寛文・延宝頃が彼の活躍期であり、作風は彼が虎徹の師とも伝えられているように、虎徹同様に地刃が冴えて、匂口の深い数珠刃を焼いたものが多くある事から見て、彼の作風が後の虎徹の作風に大きな影響を及ぼしたであろうと思われます この刀は、小板目肌がよく詰んだ精美な鍛えに地沸つき、刃文は互の目乱れ、沸足よく入り、匂深く小沸よくつき、地刃共に明るく冴えた作品で、まさに虎徹を彷彿させるような出来栄えを示しています。 |
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