【脇差】 無銘 末手掻
種別 | 脇差 |
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国 | 大和 |
時代 | 室町時代初期(応永頃) |
法量 | 1尺5寸5分強 |
附 | 保存刀剣 特別保存刀装具 上貝金着せ下貝銀着せ二重はばき 黒呂色塗印籠刻鞘突兵脇差拵 白鞘 長野県登録:平成18年4月20日交付 |
銘文 | 無銘 末手掻 |
説明 | 手掻派は東大寺に隷属していた一派であり、その祖は鎌倉時代後期の正応頃と伝える包永で、以後南北朝時代、更には室町時代に亘って大いに繁栄しており、大和五派中で最も大きな流派として知られています。末手掻とは応永以降の手掻派の総称で、後代の包永・包清・包行・包俊・包真などの刀工達が知られています。 この脇差は小板目鍛えに地沸よくつき、刃文は中直刃、僅かに小足入り、ほつれ・二重刃ごころ交じり、帽子は掃掛けて返るなど、大和物の特色をよく示したもので、特に鍛えの良さが特筆される一振りです。 |
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