倉敷刀剣美術館

刀剣の郷 備中青江「倉敷」にある、国内屈指の日本刀常設展示数を誇る美術館

TEL:086-420-0066

岡山県倉敷市茶屋町173

営業時間 10:00~19:00

【脇差】 無銘 末手掻

末手掻 画像

無銘 末手掻・はばき元

無銘 末手掻・鍛え肌

無銘 末手掻・物打ち

無銘 末手掻・拵

無銘 末手掻・差表

無銘 末手掻・拵表

無銘 末手掻・差裏

無銘 末手掻・拵裏

種別 脇差
大和
時代 室町時代初期(応永頃)
法量 1尺5寸5分強
保存刀剣
特別保存刀装具
上貝金着せ下貝銀着せ二重はばき
黒呂色塗印籠刻鞘突兵脇差拵
白鞘
長野県登録:平成18年4月20日交付
銘文 無銘 末手掻
説明 手掻派は東大寺に隷属していた一派であり、その祖は鎌倉時代後期の正応頃と伝える包永で、以後南北朝時代、更には室町時代に亘って大いに繁栄しており、大和五派中で最も大きな流派として知られています。末手掻とは応永以降の手掻派の総称で、後代の包永・包清・包行・包俊・包真などの刀工達が知られています。
 この脇差は小板目鍛えに地沸よくつき、刃文は中直刃、僅かに小足入り、ほつれ・二重刃ごころ交じり、帽子は掃掛けて返るなど、大和物の特色をよく示したもので、特に鍛えの良さが特筆される一振りです。

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