【短刀】 無銘 為継
種別 | 短刀 |
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国 | 越中・越前・美濃 |
時代 | 南北朝時代 |
法量 | 8寸6分強 |
附 | 重要刀剣 金着せ二重はばき 黒塗革包鞘短刀拵 白鞘 福岡県登録:昭和39年1月16日交付 |
銘文 | 無銘 為継 |
説明 | 為継は郷義弘の子で、則重に師事したと伝えられています。彼には延文二年及び応安二年紀で「越前国藤原為継」銘のものが押形に見られ、また実在する作に応安二年紀で「濃州住藤原為継」銘があることから、応安二年より同七年の間に越前より美濃に移住したことが分かります。 この短刀は、板目鍛えに大杢目交じり、地景太く入り、いわゆる松皮肌となり、地沸厚くつく。刃文は小湾れ調に互の目交じり、沸足太く入り、沸匂深く、刃中砂流し頻りにかかり、金筋入るなど、地刃共に為継の特色と見所を存分に示した優品です。 |
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