【刀】 備前国長船住横山祐包 友成五十八代孫 弘化三年二月日
種別 | 刀 |
---|---|
国 | 備前 |
時代 | 江戸時代後期 |
法量 | 2尺6寸4分 |
附 | 保存刀剣 【備前池田家伝来・旧鞘】 素銅地一重備前池田家はばき 白鞘 兵庫県登録:昭和39年7月2日交付 平成8年6月20日再交付 |
銘文 | 備前国長船住横山祐包 友成五十八代孫 弘化三年二月日 |
説明 | 横山祐包は、加賀介祐永と共に備前新々刀を代表する刀工として著名であり、友成五十八代孫と称しています。作風は小板目肌がよく詰んだ鍛えに、刃文は匂出来で匂口の締まった華やかな菊花丁子などを焼いており、天保六年頃から明治五年までの作品を残しています。 この刀は、平造り、長寸で見幅広く重ねの厚い豪壮な体配を呈している事から判断すれば、備前池田家の依頼による作刀と思われるもので、小板目肌が微塵に詰んだ精美な鍛えに細かな地沸つき、刃文は元を直刃で焼きだした匂出来の華やかな丁字乱れに足長くよく入り、地刃共に健全で本工の最高傑作ともいえる一振りです。 |
※上のボタンをクリックして、IDとパスワードの入力を求められる場合は、既に当館の所蔵していないお刀となります。展示一覧を随時更新し、なるべくそういったお刀が表示されないようにしておりますが、外部検索サイトなどの検索結果から当ページへ来られた方にはご迷惑をおかけいたします。ご了承くださいませ。