倉敷刀剣美術館

刀剣の郷 備中青江「倉敷」にある、国内屈指の日本刀常設展示数を誇る美術館

TEL:086-420-0066

岡山県倉敷市茶屋町173

営業時間 10:00~19:00

【刀】 備前国長船住横山祐包 友成五十八代孫 弘化三年二月日

横山祐包 画像

備前国長船住横山祐包 友成五十八代孫 弘化三年二月日・刃

備前国長船住横山祐包 友成五十八代孫 弘化三年二月日・鍛え肌

備前国長船住横山祐包 友成五十八代孫 弘化三年二月日・刃文

備前国長船住横山祐包 友成五十八代孫 弘化三年二月日・差表

備前国長船住横山祐包 友成五十八代孫 弘化三年二月日・表銘

備前国長船住横山祐包 友成五十八代孫 弘化三年二月日・差裏

備前国長船住横山祐包 友成五十八代孫 弘化三年二月日・裏銘

種別
備前
時代 江戸時代後期
法量 2尺6寸4分
保存刀剣
【備前池田家伝来・旧鞘】
素銅地一重備前池田家はばき
白鞘
兵庫県登録:昭和39年7月2日交付
平成8年6月20日再交付
銘文 備前国長船住横山祐包
友成五十八代孫 弘化三年二月日
説明 横山祐包は、加賀介祐永と共に備前新々刀を代表する刀工として著名であり、友成五十八代孫と称しています。作風は小板目肌がよく詰んだ鍛えに、刃文は匂出来で匂口の締まった華やかな菊花丁子などを焼いており、天保六年頃から明治五年までの作品を残しています。
 この刀は、平造り、長寸で見幅広く重ねの厚い豪壮な体配を呈している事から判断すれば、備前池田家の依頼による作刀と思われるもので、小板目肌が微塵に詰んだ精美な鍛えに細かな地沸つき、刃文は元を直刃で焼きだした匂出来の華やかな丁字乱れに足長くよく入り、地刃共に健全で本工の最高傑作ともいえる一振りです。

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