【刀】 (朱銘)来国光 (朱書)光遜(花押)
種別 | 刀 |
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国 | 山城 |
時代 | 鎌倉時代後期 |
法量 | 2尺2寸9分強 |
附 | 保存刀剣 本阿弥光遜師折紙 銀台地金着せ一重はばき 白鞘 兵庫県登録:平成5年6月17日交付 |
銘文 | (朱書)来国光 (朱書)光遜(花押) |
説明 | 来国光は来国俊の子で、鎌倉時代後期から南北朝時代初期にかけて活躍した名工です。現存する作刀に見る製作年紀の上限は嘉暦元年で、下限は観応二年に至っています。来国光には伝統的な直刃の他、直刃調に小互の目・小丁子を交えるもの、湾れ調に互の目を交えるものなど作風が多彩であり、太刀・短刀の形態の多様さと相俟って、来派の中で最も作域の広い刀工です。 この刀は、小板目肌よく詰んだ精美な鍛えに地沸細かに厚くつく。刃文は直刃調に小丁子・小互の目交じり、小足・葉よく入り、匂口締まりごころに小沸つき、地刃共に明るく冴えるなど、本工の特色と見所を存分に示した名品です。 |
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