【刀】 加賀国住両山子正峯作之 昭和四十四年二月迎四酉
種別 | 刀 |
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国 | 石川県 |
時代 | 昭和 |
法量 | 2尺3寸9分 |
附 | 国指定重要無形文化財(人間国宝) 金着せ二重はばき 白鞘 石川県登録:昭和44年2月14日交付 |
銘文 | 加賀国住両山子正峯作之 昭和四十四年二月迎四酉 |
説明 | 隅谷正峯刀匠は、昭和三十一年に日本刀鍛錬所傘笠亭を開設、同四十二年石川県無形文化財に指定、さらに昭和五十六年には国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。作風は鎌倉時代の華やかな備前伝を得意とし、隅谷丁子と呼称される独自の華麗な丁子刃文を完成させた現代刀工界屈指の名工として知られています。 本作は、小板目肌よく詰んだ精美な鍛えに細かな地沸微塵につき、刃文は丁子乱れに蛙子丁子を交えて足・葉よく入り、地刃共に明るく冴え、淡く乱れ映り現れるなど、鎌倉期備前刀の巨匠光忠を彷彿せる見事な出来栄えを示した作品です。 |
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