【刀】 無銘 綾小路
種別 | 刀 |
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国 | 山城 |
時代 | 鎌倉時代後期 |
法量 | 2尺6分強 |
附 | 保存刀剣 素銅地金鍍金二重はばき 白鞘 長野県登録:昭和39年9月17日交付 |
銘文 | 無銘 綾小路 |
説明 | 京綾小路派には定利・定吉らが存在して活躍しています。銘鑑では定利の年代を文永頃としており、一説に定利は来派の国行と交流があったとも伝えられています。定利・定吉の作風は一見粟田口国安あたりを想わせる古雅なもので、刃文は乱れの間近く小規模に乱れて二重刃ごころを交えて、匂口にうるみごころをみせ、通説よりも時代が遡るように見えるものです。 この刀は小板目肌よく詰んだ鍛えに地沸微塵に厚くつき、刃文は直刃調に小互の目・小丁子・小乱れごころの刃など交じり、足・葉入り、小沸よくつき、地刃共にこの派の特色をよく示した作品です。 |
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