倉敷刀剣美術館

刀剣の郷 備中青江「倉敷」にある、国内屈指の日本刀常設展示数を誇る美術館

TEL:086-420-0066

岡山県倉敷市茶屋町173

営業時間 10:00~19:00

【短刀】 備州長船住景□(景光) 元亨二年□月日

景光 画像

景光 拵え 画像

備州長船住景□(景光) 元亨二年□月日・物打ち

備州長船住景□(景光) 元亨二年□月日・刃

備州長船住景□(景光) 元亨二年□月日・鍛え肌

備州長船住景□(景光) 元亨二年□月日・拵え

備州長船住景□(景光) 元亨二年□月日・差表

備州長船住景□(景光) 元亨二年□月日・表銘

備州長船住景□(景光) 元亨二年□月日・拵え表

 

備州長船住景□(景光) 元亨二年□月日・差裏

備州長船住景□(景光) 元亨二年□月日・裏銘

備州長船住景□(景光) 元亨二年□月日・拵え裏

種別 短刀
備前
時代 鎌倉時代後期
法量 7寸5分弱
重要刀剣
金着せ一重はばき
波図銀一作金具合口短刀拵
白鞘
東京都登録:昭和26年5月30日交付
銘文 備州長船住景□(景光)
元亨二年□月日
説明 景光は長光の子で、片落ち互の目の刃文を完成したことで名高い名工です。彼の製作年紀は、鎌倉時代後期の嘉元から南北朝時代初期の建武までの三十余年に亘っており、作風は長光ほどに華やかなものは少なく、直刃仕立てに互の目を交えて逆がかるものや、片落ち互の目を主調に焼いたものなど、概して長光よりも穏やかな出来口ですが、鍛えの良さに於いては、父を凌ぐほどのものが見られます。また長光には少ない短刀が多く現存していることも特色です。
 この短刀は、やや細身で内反りのついた上品な姿を示し、鍛えは小板目肌がよく詰み、地沸が微塵に厚くつき、地景細かに入り、棟寄りに乱れ映り、刃寄りに棒映り立つ。刃文は片落ち互の目を主調に連れて乱れ、匂勝ちに小沸がつき、匂口明るく冴えるなど、景光の短刀に見る典型的な作風が示された地刃共に健全な優品です。

オンラインショップ「刀の蔵」へ →

※上のボタンをクリックして、IDとパスワードの入力を求められる場合は、既に当館の所蔵していないお刀となります。展示一覧を随時更新し、なるべくそういったお刀が表示されないようにしておりますが、外部検索サイトなどの検索結果から当ページへ来られた方にはご迷惑をおかけいたします。ご了承くださいませ。