【脇差】 備州長船康光 応永二十四年十月日
種別 | 脇差 |
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国 | 備前 |
時代 | 室町時代初期 |
法量 | 1尺5寸2分5厘 |
附 | 特別保存刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 福岡県登録:平成3年1月17日交付 |
銘文 | 備州長船康光 応永二十四年十月日 |
説明 | 康光は盛光と並んで「応永備前」と呼称される室町時代初期を代表する備前の名工です。この派の作風には、一見鎌倉時代の一文字派や長船物の作域を思わせるものがありますが、板目に杢を交えた鍛えに地景風のかねが入り、刃文は腰開きの互の目乱れに丁子を交えたものが多く、帽子は先の尖った、いわゆる「ローソクの芯」と称せられる特徴的なものとなるところに一派の特色が表示されています。 この脇差は小板目鍛えに杢交じり、地沸よくつき、淡く乱れ映り立つ。刃文は互の目丁子刃に足・葉入り、帽子は乱れ込み尖って返るなど、応永備前の特色と見所を存分に示した作品です。 |
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