【脇差】 無銘(備前三郎国宗)
種別 | 脇差 |
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国 | 備前 |
時代 | 鎌倉時代中期 |
法量 | 1尺7寸2分 |
附 | 特別保存刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 東京都登録:平成11年12月6日交付 |
銘文 | 無銘(備前三郎国宗) |
説明 | 備前国宗は直宗系に属し、直宗の子国真の三男であるところから、備前三郎と呼称されています。彼は後に鎌倉幕府の北条時頼に召されて鎌倉に移住し、同国備前の福岡一文字派の助真や京の粟田口国綱等と共に、相州鍛冶の先駆者になったとの古伝があり、その作風は身幅の広い力強い太刀姿に、丁子主調の華やかな乱れ刃や、やや細身の優しい姿に、直刃調の穏やかな刃文を焼いたものなどがあります。 この脇差は小板目鍛えに杢交じり、地沸微塵に厚くつき、乱れ映り立つ。刃文は丁子を主調に互の目を交え、足・葉頻りに入るなど刃中の変化に富んでおり、地刃共に本工の特色と見所を存分に示した作品です。 |
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