【刀】 (朱銘)備後国一乗
種別 | 刀 |
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国 | 備後 |
時代 | 南北朝時代~室町時代初期 |
法量 | 2尺2寸4分強 |
附 | 保存刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 神奈川県登録:昭和26年3月25日交付 |
銘文 | (朱銘)備後国一乗 |
説明 | 銘鑑によれば備後国法華派は三原派とは別系で、その流祖を国分寺助国としています。この派の活躍年代は南北朝時代より室町時代初期に及んでおり、一乗・兼安・行吉・重安・重家・信兼等の作が現存しています。作風は板目鍛えに柾交じり、ねっとりとした肌合いを呈し、刃文は焼幅の低い穏やかな直刃や直刃調に小互の目の交えたものを焼くなど、大和気質の窺えるものです。 この刀は板目鍛えに杢交じり、細かな地沸よくつく。刃文は直刃調の小互の目乱れに小足入り、細かな砂流し交じり、匂口締りごころに小沸つき、鎬の高い造り込み等にも法華派の特色がよく現れた作品です。 |
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