【短刀】 備州長船光重 貞治四年三月日
種別 | 短刀 |
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国 | 備前 |
時代 | 南北朝時代 |
法量 | 8寸2分強 |
附 | 重要刀剣 金着せ二重はばき 茶呂色笛巻塗鞘合口短刀拵 白鞘 東京都登録:昭和28年3月4日交付 |
銘文 | 備州長船光重 貞治四年三月日 |
説明 | 長船光重は元重の子と伝えられる刀工で、本作の他には貞治二年紀の作品などが現存しています。銘鑑によれば延文・康安などの年号を挙げており、同工の活躍年代を窺い知る事が出来ます。 この短刀は小板目鍛えに杢交じり、地沸細かに厚くつき、地班調の肌合いを交え、淡く映り立つ。刃文は角互の目を主調に片落ち風の互の目などが交じり、姿・地刃共に景光を彷彿させる出来栄えを示した名品です。 光重の作例は希有で珍しいものであり、茎の保存状態もよく、年紀を有した銘文もはっきりと遺されており、資料的にも大変貴重な作品です。 |
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