【刀】 近江守法城寺橘正弘
種別 | 刀 |
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国 | 武蔵 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 2尺4寸5分 |
附 | 保存刀剣 上貝金着せ下貝銀無垢二重はばき 白鞘 栃木県登録:昭和26年3月24日交付 |
銘文 | 近江守法城寺橘正弘 (金象嵌)寛文六年丙午七月廿六日 山野勘十郎久英(花押) 雁金脇毛切落 |
説明 | 江戸法城寺一派は、寛文・延宝頃を中心に活躍した鍛冶集団であり、数多くの名工を輩出しています。正弘は江戸法城寺一派を代表する刀工で同銘二代あり、初代は承応、寛文、延宝頃に活躍し、二代には元禄年紀があります。その作風は長曽祢虎徹に近似し、その上、山野家の截断金象嵌銘が多いことから、法城寺一派と虎徹一門は相当深い関係にあったのではないかと推察されるものです。 この刀は小板目肌がよく詰んだ鍛えに地沸つき、刃文は広直刃調の互の目乱れに足太く入り、匂深く小沸よくつき、砂流しかかり、匂口明るく冴えるなど、まさに長曽祢虎徹を彷彿させる出来栄えを示した作品です。 |
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