【脇差】 肥前国住藤原忠広
種別 | 脇差 |
---|---|
国 | 肥前 |
時代 | 江戸時代初期 |
法量 | 1尺7寸4分 |
附 | 金着せ一重はばき 白鞘 島根県登録:平成23年3月1日交付 |
銘文 | 肥前国住藤原忠広 |
説明 | 近江大掾忠広は初代忠吉の子で、寛永九年に父が没した時は未だ十九歳の青年でしたが、同九年から作品が見られます。これは元来刀匠としての天分と技術を持ち合わせていた事はもちろんですが、初代忠吉の弟子達の協力によって彼を助けた事も大きな力になっています。寛永十八年に近江大掾を受領し、元禄六年に没するまでの間、作刀歴は六十有余年に及び、肥前刀工中で最も多くの作品を残しています。 この脇差は近江大掾を受領前の作で、小板目肌が細かく詰んだ鍛えに地沸微塵に厚くつく。刃文は中直刃に小足入り、匂一際深く小沸よくつき、砂流しかかり、地刃共に明るく冴えた作品です。 |
※上のボタンをクリックして、IDとパスワードの入力を求められる場合は、既に当館の所蔵していないお刀となります。展示一覧を随時更新し、なるべくそういったお刀が表示されないようにしておりますが、外部検索サイトなどの検索結果から当ページへ来られた方にはご迷惑をおかけいたします。ご了承くださいませ。