【寸延短刀】 兼房
種別 | 寸延短刀 |
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国 | 美濃 |
時代 | 室町時代後期 |
法量 | 1尺1寸4分 |
附 | 保存刀剣 金着せ二重はばき 白鞘 佐賀県登録:平成12年7月19日交付 |
銘文 | 兼房 |
説明 | 初代兼房は善定兼吉系の兼重の子で、世に兼房乱れと呼称される特徴のある大きな互の目乱れを得意とし、関鍛冶を代表する刀工として知られています。兼房の作刀は銘も二字銘が多く、年紀や俗名を切ったものがほとんど見られない事と、同銘数代ある兼房の製作年代が近接しているために何種かある兼房銘を判別するのが非常に困難とされています。 この脇差(寸延び短刀)は小板目鍛えに柾交じり、細かな地沸つき、刃文は兼房乱れと称される匂出来の頭の丸い互の目乱れに飛焼まじり、地刃共に本工の典型的作風を示した作品です。 |
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