【太刀】 正国六十三代孫波平住大和守平朝臣行安 慶應二年寅八月日
種別 | 太刀 |
---|---|
国 | 薩摩 |
時代 | 江戸時代後期 |
法量 | 2尺4寸5分5厘 |
附 | 特別保存刀剣 金着せ二重はばき 黒呂色塗鞘打刀拵 白鞘 愛知県登録:平成12年9月14日交付 |
銘文 | 正国六十三代孫波平住大和守平朝臣行安 慶應二年寅八月日 |
説明 | 行安は本家六十二代安利の弟で、文化七年二月に生まれ、天保二年薩摩藩工となり、嘉永五年八月に分家し、波平六十三代を名乗りました。安政五年五月には孝明天皇の御剣製作を賜り、大和介を受領、金裏御用のため上洛中、慶應元年五月大和守に転任しています。 この太刀は、身幅広く長寸で重ねの厚い豪壮な体配を呈しており、鍛えは小板目肌が細かく詰んだ潤いある精美な地鉄に柾交じり、地沸微塵に厚くつく。刃文は中直刃にほつれ交じり、小足入り、匂口締まりごころに小沸つき、薩摩新々刀の特色と見所を存分に示した優品です。 |
※上のボタンをクリックして、IDとパスワードの入力を求められる場合は、既に当館の所蔵していないお刀となります。展示一覧を随時更新し、なるべくそういったお刀が表示されないようにしておりますが、外部検索サイトなどの検索結果から当ページへ来られた方にはご迷惑をおかけいたします。ご了承くださいませ。